社会医療法人健康会 京都南病院・新京都南病院看護師募集サイト

仮屋薗彩

看護はやりがいのある仕事

story-17_1進路で悩んでいた時に「人の世話をするのが好きなあなたなら、看護師はどう?」と母に言われて看護師を目指しました。2児の母となった現在も、家族に協力をしてもらいながら、看護師を続けています。
以前は人見知りだったのですが(そういう風には見えないと言われるのですが(笑))、おかげさまで、いろんな人と楽しくお話できるようになりました。新人の頃はつらいこともありましたが、めげずにここまで頑張ってきてよかったと思います。

コミュニケーションを大切にしつつ、緊張感を持って

日ごろの業務の中で意識していることは、患者さんとのコミュニケーションを大切にすることです。患者さんが語られる言葉に耳を傾けながら、患者さんの立場に立った看護をすることに努めています。
手術で開腹された患者さんがいらっしゃって、傷口が痛むのを恐れて、体を動かすことをずっと避けておられました。患者さんが不安に思う気持ちはわかります が、動かないのは体にとって逆によくないので、動くことの大切さをお話して、少しずつ体を動かしてもらえるように、積極的にはたらきかけました。すると、 初めはためらっておられたのですが、徐々に体を動かしでいただけるようになりました。それが結果的に早期回復につながり、喜んでくださったことを覚えてい ます。患者さんの気持ちを理解しながら、早く元気になれるように働きかけ、励ますということも看護師の大切な役割の一つだと思います。

頼りになる看護師を目指して

story-17_2私がまだ新人だったころ、大腸がんで入院された女性の方を担当しました。毎日ご主人がお見舞いにこられ、とても仲がよいご夫婦でした。残念ながら奥様が亡 くなられたとき、どうご主人に伝えればよいのかと悩みました。お伝えしたときは、ご主人はとても悲しまれました。看護師は泣いてはいけないとよく言われる のですが、私も思わずご主人と共に泣いてしまいました。それが正しかったのかどうかは分かりませんが、患者さんやご家族のご心情を推察しながら、尊い命に 寄り添う看護師として、緊張感を忘れずに日々の業務に勤しみたいと思っています。
当院は、地域に根ざした医療が強みです。私にも、顔見知りの患者さんがたくさんおられます。そんな顔と顔が見える、地域の人とのつながりを大事にしていき たいと考えています。そして、日々の業務の中でスキルアップすることを通して、患者さんやそのご家族、地域の皆様からより頼りにされる看護師を目指したい と思います。