社会医療法人健康会 京都南病院・新京都南病院看護師募集サイト

花登有希子

高校生の時の憧れが今に

story-12_1私が看護師になろうと真剣に考えるようになったのは、思い返せば高校3年の春のことでした。どういう進路にするかまだ悩んでいた頃、たまたま足をけがしてしまい、入院することになりました。
その時に、私を担当してくれた看護師さんがとても親切で優しかったのです。そのことが退院後も心に残って、私もあの看護師さんのようになりたい、困った人のお世話をすることを仕事にしたいと思うようになりました。
高校生の時に抱いた、人を助ける看護師への憧れが、今では看護師を務める原動力になっています。

謙虚に学ぶ大切さ

看護学校に通っていた頃は、看護師の免許取得をゴールにがんばっていましたが、なってみて分かったことは、免許取得が実はスタートだということでした。
看護師になってからの方が、学ぶものがむしろ多いのです。ある時は患者さんから学び、またある時は現場のスタッフから習う。看護師を務めていると、つらい ことに直面する時も確かにあります。しかし、それにくじけることなく、患者さんに「ありがとう」と喜んでもらえるよう、謙虚になって学ぶ大切さを、看護師 になったばかりの頃からずっと感じております。

理解ある職場

京都南病院を選んだのは、それぞれのライフスタイルを尊重してくれる病院だったからです。私には2人子供がいるのですが、子育てと両立できる形で勤務できるのはとてもありがたいことだと思っています。
特に印象に残っているのが、子供がまだ小さい時に肺炎を患った時のことです。子供の看病に行くかどうか迷っている私に、当時の上司は「看護師としての代わりはいても、母親の代わりはいない。」と言って、私の背中を押してくれました。
仕事と家庭を両立するのは大変ですが、理解してくれる人が職場にいるからこそ、ここまで働き続けられたのだとつくづく思います。

患者さんに寄り添う看護師として

story-12_22000年から介護保険が始まったこともあり、その頃にケアマネージャーの資格を取得しました。さらに、それがきっかけとなって、訪問看護を7年間担当し ました。おかげで、今では、退院される患者さんが、続けて健康に暮らすためには、どういう情報が必要となってくるかがより分かるようになりました。
病棟での業務は忙しいですが、患者さん一人ひとりに寄り添った看護とは何かを常に考えながら、これからも日々奮闘していきたいと思います。